魔法にかけられて

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ジャニヲタにおける”顔ファン”とお笑いファンにおける”顔ファン”の違い

ジャニヲタになる前、私はお笑いヲタクだった。もちろん今もお笑いは大好きで数ヶ月に1回くらいのペースで劇場に足を運んでライブを観に行っている。中3の時からずーーっと応援しているコンビが1組おり、彼らが出る大切なライブ(単独ライブや、大切な発表があるときなど)には必ず行くようにしている。気づけば彼らを応援し始めて7年目になる。そろそろ売れてよ。(笑)


お笑いヲタクからジャニヲタになって、聞き覚えのあるワードを再び聞くようになった。
それが、顔ファンというワードだ。
私はジャニヲタがそのワードを使うということに激しい違和感を覚えた。

ジャニーズは顔をはじめとして「容姿」を看板とする職業だからだ。
もちろん、歌やダンスなどのパフォーマンス、人柄や性格、グループ性なども売りではあるが、世間的に見てもジャニーズにとって一番の売りは「容姿」だと思うのだ。
ジャニーズ=イケメン集団。
彼らを好きになる人は、全員が”顔ファン”だと思っていた。

さて、ここまでこの記事を読んだ生粋のジャニヲタのみなさんはどう思っただろうか。「そういうことちゃうわ!!!」って思った人いるかな。
私がこう考えるのには理由がある。
それは、お笑いファンの中にも”顔ファン”という用語が存在するからだ。

ということで二つの業界の間での”顔ファン”というワードの意義の違いについて紹介したいと思う。


まだまだ私は新規ジャニヲタなので、この定義づけが必ずしも正しいとは思わない。あくまでも私の中の意見だと思って欲しい。
結論から言うと、

歌やダンスのパフォーマンス、人柄や性格や境遇を度外視して、単純に顔やスタイルがタイプなだけでジャニタレを応援している人のこと。

だと思っている。
好きになったきっかけが内面か外面かによる、とも思ったが、外面から入ってから内面に惹かれた人も多いと思う。それは”顔ファン”ではない。(ってことでいいのかな?)
ジャニヲタにおけるこのワードの使い方の用例としては、
「最近○○くんテレビへの露出が増えてる気がする。顔ファン増えるのかな〜」
顔ファンのくせに○○担とか名乗らないで欲しいわ」
といったものが挙げられると思う。
パフォーマンスや内面を本気で好いている人からしたら”顔ファン”は中途半端でにわかファン的な存在だから邪魔だ。という認識だろう。
ジャニーズにとって”顔ファン”は必ず出てくるし必要な存在だろうと私は思うのだが。


当たり前のことだが、お笑い芸人というのは、あくまでも「芸」が売りだ。容姿が美しくても醜くても、客を楽しませることができればオッケーだ。
フットボールアワー岩尾さん、バナナマン日村さんなど、ブサイクを前面に出して売れた芸人さんもいれば、チュートリアル徳井さん、最近ではベイビーギャング北見さんなど、イケメンを前面に出している芸人さんもいる。
どちらも芸人さんが売れるには大切な要素だが、やはり何よりもお笑い芸人が大切にしなければならないのが漫才やコントなどの「ネタ」だ。ブサイクでもイケメンでもネタがつまらなければ意味はない。それは芸人さん本人たちもわかっているだろう。
そしてそれをわかっていないのが、お笑いファンにおける”顔ファン”だ。

「ネタの面白さを度外視して、顔や性格が”かっこいい”、”かわいい”とお笑い芸人をまるでアイドルのように扱う人のこと。」

これが私が思うお笑いファンにおける”顔ファン”の定義だ。
生写真を買ったり(吉本は芸人の生写真を売っている笑)、出待ちで2ショットを撮ったり*1、稀にライブに団扇を作ってやってくる人もいる(それはファンの間でも芸人さんの間でもかなり非難されている)。そんな”顔ファン”たちにとって重要なのは芸人のネタではない。顔や性格、トーク、Twitterやブログの内容なのだ。
例として、”顔ファン”の中には芸人の鼻毛すら嫌がる人がいた。(昔しずる村上さんがライブのコーナーで鼻毛を抜いた際、嫌がる悲鳴が起きたことがあった)*2
最近売れてきたトリオ、パンサーは、「イケメン三銃士」と事務所から顔で推されていた。今は落ち着いたが、一時期は彼らの出るライブは即完売、終演後の出待ちは長蛇の列で2時間にも及ぶことがあった(お笑いライブでは出待ちが当たり前なのだが、そこまで押し寄せることはない)。
純粋にお笑いを好むファンからすれば、”顔ファン”は同じお笑いファンと認めようとは思えない。好きな芸人のネタにしか反応しない、とかは”顔ファン”には普通なのだ。


ジャニヲタとお笑いファンにおける”顔ファン”の違い、お分りいただけただろうか。
違いとしては、
・ジャニヲタの”顔ファン”は容姿だけを好み性格でさえも度外視しているが、お笑いでの”顔ファン”は芸人の性格も含め好きであること
が挙げられると思う。


もっと簡単に説明しようと思ったのになんだかんだ難しい感じになってしまったが、理解してもらえただろうか…。
だから何が言いたいかって、ジャニーズは顔が売りなんだから、”顔ファン”が非難されるのは不思議だなあ、お笑いは芸が売りだから非難されるのはわかるけど!ってことです。
でもジャニヲタになって、ジャニーズの売りは顔だけじゃなかったんだなってわかりました。(ここ大事)


ちなみに、ジャニヲタのみなさんにはお笑い芸人の”顔ファン”になることをオススメします。
7,8年程前、「レッドカーペット芸人」を筆頭とする(第5次)お笑いブームの時代に、ジャニヲタからお笑いヲタクに降りた(又は掛け持ちしていた)人を結構見かけた。
当時は芸人がアイドル同然にチヤホヤされていた印象が自分の中に残っていて、私は、何故ジャニヲタたちがお笑いに降りてきたのか考えた。
決定的な違いとして、芸人とファンはジャニタレとジャニヲタとは比にならないほど距離が近い。
ライブに行けば、芸人さんが急ぎの用事がない限りは出待ちの対応をしてくれる。サイン、2ショットなど当たり前にしてくれる。(それを当たり前と思うのはいけないが。)さほど売れてない芸人さんになら認知だってすぐにされる。
そしてそもそも、ライブが安い。安いものなら500円、高くても3000円しかかからない。抽選もない。チケットが即完するなんて滅多にない。そして吉本の劇場であれば365日どこかしらでライブはやっている。
お財布に優しい上、芸人さんとの距離が近い。ジャニヲタにとって夢の世界ではないだろうか?
顔ファン”をやってても、周りの目を気にしなければ、芸人さんに迷惑をかけない程度なら全然問題はないと思う。お笑いファンにはジャニヲタみたいに怖い人は滅多にいない。

とか言って、私はお笑いからジャニーズに降りてきたんだけどね。うへへ

*1:顔ファンじゃない人ももちろん出待ちはする。ライブの感想を直接言えたりと大切な交流の場である。

*2:その時村上さんは「俺にも鼻毛くらい生えるんだよ!!笑」とかわしていた